メインビジュアル
MENU

ご挨拶 greeting

沿革・ご挨拶

放射線診断・IVR学講座

主任教授:三村秀文

聖マリアンナ医科大学放射線医学講座は1972年に開講しました。初代藤井正道教授、二代目石川徹教授、三代目中島康雄教授が主宰し、中島教授退官後2018年に画像診断・IVR分野と放射線治療分野に分かれ、前者は三村秀文が、後者は中村直樹が担当しています。

開講以来読影システムにおいて、当大学病院放射線科は日本における画像フィルムの中央管理、中央読影体制の草分けでありました。しかし画像診断の進歩と画像情報のデジタル化によるフィルムレス運用でシステムによる優位性はなくなりました。一方、「臨床に役立つ放射線科医(general radiologist)を育てる」ことが開講時からの理念であり、救急放射線・IVR(インターベンショナル・ラジオロジー)を推進することも特色として加わり、全国的な評価を得ることができました。近年では平均5人ほどの新入が入局し、現在教室人事で動いている放射線科医は約50名になります。

 

近年の新たな傾向として、救急医がsubspecialtyとして放射線研修を受け、放射線診断専門医になることを志望しています。本教室の特徴である救急放射線は継続的に発展しており、多くの救急医が研修を受けています。研修後は様々な施設で救急医あるいは放射線科医として活躍しており、新たなロールモデルとなっています。また、人工知能、先端的画像診断を専門とする小林泰之が医療情報処理技術応用研究分野の大学院教授に就任しました。人工知能の画像応用は放射線医学の必須の課題であり、小林教室と協力して研究を推進しています。


教室OBは多方面で活躍中であり、野坂俊介は成育医療研究センター統括部長、栗原泰之は聖路加国際病院部長、橘川薫は千葉大学特任教授、山田隆之は東北医科薬科大学主任教授、山田惠は京都府立医科大学主任教授となり、日本の放射線診療を牽引しています。佐藤豊、大橋健二郎、早川美奈子は引き続きアイオワ大学で活躍中です。

TOP